History

History of Esthe International Beauty Salon

美容室エステインターナショナルのヒストリー

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大正時代から続く歴史

私たちのサロンの歴史は、大正時代にまでさかのぼります。

当時、欧米では電気パーマネントが大流行していました。関東大震災の影響で、横浜港に寄港できなくなった米国船が神戸港に到着し、その客船の美容室にあった電気パーマネント機が日本に初めて上陸しました。

神戸で美容院と理髪店を営んでいた祖父は、いち早くその技術を取り入れ、昭和に入り国産の電気パーマネント機を開発しました。これにより、電気パーマネントは日本全国に急速に普及し、多くの女性が欧米風のヘアスタイルを楽しむきっかけとなりました。

また、祖父はフェイシャルエステティックの技術も研究し、美肌への近代的なケアを提供し始めました。

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「美容室エステ」の始まり​

戦後、ハリウッド映画とともに欧米のファッションが日本女性を魅了し始めた頃、祖父の長女であるムラハシ英子は単身で米国に美容留学し、フィンガーウェーブなどの最新技術を習得しました。帰国後、ムラハシ英子は新進気鋭の美容家であった宇野久夫と結婚し、京都に予約制の高級サロン「美容室エステ」を開業しました。サロンは文化と歴史ある京都のお客様に「エステさん」として親しまれました。

その後、「美容室エステインターナショナル」として昭和54年に東京・青山に誕生しました。サロンでの仕事の傍ら、故宇野久夫はCACF(フランス理美容芸術委員会)を、ムラハシ英子はICD(世界著名美容家協会)の日本支部をそれぞれ創設しました。ヨーロッパの貴族やハリウッド女優達のヘアースタイリストとして著名なギヨーム、アレクサンドル・ドゥ・パリ、モーリス・フランクなどの美容芸術家を日本に招聘し、彼らから学んだ芸術的な感性や技術をお客様に提供し、日本の理美容師の方々にも広く紹介してきました。

このようにして、エステインターナショナルは、長い歴史の中で培われた技術と感性を大切にしながら、常に新しい美容を追求し続けています